ご挨拶

この度、第13回日本泌尿器病理研究会学術集会を開催させていただく運びとなりました。           

日本泌尿器病理研究会（Japanese Society of Urological Pathology、通称JSUP）は、泌尿器科診療において不可欠である病理学的知見につき、泌尿器科医と病理医が密に情報交換し、診療の質の向上をはかることを目的として発足いたしました。

泌尿器科医、病理医の悩みを少しでもクリアに、あるいは解決する場として学術集会を開催しており、今回で13回目を迎えます。                                                                                       

今回はテーマを「気になる病理をスッキリさせよう！」といたしました。日常臨床において

泌尿器科医と病理医の病理診断の情報共有は癌取扱い規約に従って行われていますが、それぞれの立場において病理の詳細情報の捉え方に相違がある場合があります。今回の研究会では普段の疑問点などについて泌尿器科医と病理医が議論できる研究会にできればと考えております。

多数のご来場をお待ちしております。

東京医科大学 泌尿器科学分野 主任教授　大野　芳正
新潟県立がんセンター新潟病院 病理診断科　川崎　　隆